Android on BeagleBoardハードウェア環境現状

今まで行ってきた作業によって構築出来たハードウェア環境を画像と共に一旦まとめてみる。
結構多くのデバイスを接続することが出来た。

ハードウェア環境現状

現在のハードウェア環境は、以下の通り:

USBマウス

特に何もする必要はなく、接続すれば認識される。

USBキーボード

特に何もする必要はなく、接続すれば認識される。

USBタッチパネル

Linuxカーネルに含まれているUSBタッチスクリーンのドライバを若干修正してインストールした。詳細は、該当ブログ参照。

USBペンタブレット

Linux向けのペンタブレットドライバをモジュール化してインストールした。詳細は、該当ブログ参照。

USB WiFi

WiFi子機が内部で使用しているチップセットのドライバをモジュール化してインストールした。詳細は、該当ブログ参照。

シリアル通信RS-232C

カーネルパラメータにより設定・利用可能。詳細は、該当ブログ参照。

USB OTG

特に何もする必要はなく、接続すれば認識される。このUSBにおいては、BeagleBoardがゲストデバイスであり、ホストPCがホストである。adbによるデバイスとのやり取りは全てこのUSB上で行う。

残課題

USBペンタブレット

WACOMペンタブレットは、本来(X window systemを搭載するLinux)であればタブレットからペンが浮いた状態でも一定距離以内に近づくと位置を認識し、カーソルが移動するが、AndroidのUIでは、ペンがタブレット接触した状態の位置しか読み取らない。
UE(User experience)を向上させるためには、ペンが浮いた状態での位置取得と、画面への反映も重要な要素と考えるので、機能実現したい。ただ、おそらくAndroid自体のソースを修正しなければならない。

USB WiFi

WiFi機能自体は使えるようになったが、Androidの設定画面内のWiFi設定をONに使用とすると、Errorという文字が表示されてしまう。
Linuxカーネルレベルでは正常動作しているが、Androidとの橋渡しが上手くいっていない可能性があるので、原因調査と修正を行いたい。